児童発達支援


こどもの発達の過程、特性などを理解し、発達及び生活の連続性に配慮した支援を目指します。

また、子ども自身の持っている力を十分に認め、その子に応じた適切な支援と環境構成を行います。

 


放課後等デイサービス


学校や家庭とは異なる時間、空間、人の関わり等の経験を通して、個々の子どもの状況に応じた支援を行うことにより、子どもたちの最善の利益の保障と健全な育成を目指します。

 

また、共生社会の実現に向け、学校等との連携、保護者の方が子どもと向き合うゆとりを持てるような相談、支援をおこないます。


アマルにおける療育の視点



活動や理念について


大切なことは自分(お子様)を理解して受け止めること


「発達障がい」は特別なことではない

 誰にでも「得手不得手」=「得意なこと」「苦手なこと」はありますね。「得意なこと」はやる気満々で取り組めますが、「苦手なこと」はなかなかやる気がおきなかったりします。また、やる気はあっても上手にできなっかたり、正しく評価されていないと感じてしまうことで自己肯定感は低くなります。ほとんどの大人は自分の「不得手」を補う術を経験の中から見つけ社会の中で生活しています。

例えば、忘れっぽい人はメモを取って見える所に貼っておいたり、タイマーで時間を管理したり、覚えるのが苦手な人は声に出して読みながら書いてみたり、一人では無理だと判断したら近くの人に助けを求めたり、それぞれのやり方で補っています。「大人の発達障がい」を公表されている芸能人の方も最近は増えていますね。自分の「得手不得手」を正しく理解されているのだなと思います。

  私がお伝えしたいことは「発達障がい」は特別なことではないと言うことです。「得手不得手」は発達の凸凹で誰にでもある凸凹だと言うことです。

 

 「発達障がい」と言うことばを頻繁に聞くようになった昨今でも、「発達障がい」や「支援級」と言うワードに過敏に嫌悪感を抱かれる親御さんが多いことも事実です。20年以上も前の「支援級」は「特別」な子が通うクラス。まさに「特別支援学級」で普通級との隔たりがあったのも事実ですが、現在では発達の凸凹から他者との関り方がうまくいかない。急な予定の変更や初めて取り組むことや見通しがつかないことから来るざわざわ感で座っていられないなどの「苦痛を感じている」子などが、安心して学習できるような支援を受けられるのが「支援級」です。勉強も普通についていけているから問題はないと、現在の「支援級」の内容を理解しようとしないまま拒否される方が少なくないのです。勉強は「できる」と思っていても、習っている単元の間は、覚えているので解ける問題でも、すこし時間が経つと解らなくる、定着しにくいなどの困難さを理解されていない親御さんも多いです。私たちは、その事実を致し方ないと諦めることなく、その子に合った正しい療育や環境がその子の成長にいかに大切か、また、その子の状況を正しく捉え受け止めることがいかに大切かを、本人にも親御さんにもお伝えしています。

 

 

「正しい療育」とは

  その子に合った療育や支援を…とよく耳にしますが、子どもたちが失敗しないように、「苦手なこと」を先回りをして排除してあげることは、一見、思いやりのある支援のように感じますが、失敗から学ぶことは大きいですし、失敗経験がないまま大人になった場合、免疫がなく対応能力が身についていない為、失敗してしまったことを受入れられず、責任転換して周りのせいにしてしまったり、逆に自分自身が許せず自暴自棄に陥ることもあります。「失敗」や「苦手なこと」を本人も周りも早い段階で知り、受け止めることが大事です。 その子に合った療育や支援を行う為には、まずはその子の状況を正しく捉えること。またそれを、その子に関わる全ての人が共通で理解し対応していくことが大切です。ただ表面的に褒めたり、その時だけ楽しく過ごせれば良い訳ではありません。時には苦手なことと向き合いそれを受け止め乗り越えてやる!と言う気持ちを持たせることもしなくてはいけないのです。そこで重要なのは、その子との信頼関係を築けているか?です。『この人は本当のことを自分に言ってくれている』『信用できる人』からの言葉は、本人にとっては避けて通りたい事実であっても伝わりやすからです。アマルでは、常に子どもたちとは正直に向き合って、楽しい時には一緒に笑い、苦しいときにもどう乗り越えられるかを一緒に考えています。

 

「アマルの療育理念」

★子どもたちそれぞれの状況や対応方法を本人にも親御さんにも、わかりやすく伝え、その子に関わる大人(学校の先生や支援者)が共通認識を持ち、同じ理解の上で同じ対応をすることで、「生きづらさ」は軽減されていきます。そして、そこから、子どもたちそれぞれの将来の自分が見えてくると思っています。

 ★私たちは実際に通っていただいている子どもたちの、嬉しい変化をたくさん見てきています。そしてその嬉しい変化を親御さんにも感じていただき感謝の声をたくさんいただいております。アマルではこれからも、そのの子には「これは無理」と決めつけず、また高かすぎる目標ではなく、1ページ、1ページ重ねる、その子だけの物語を作っていけるお手伝いをしていきます。

 


ご利用 曜日・時間



アマルのクラス分け


  • 大地   未就園児
  • 海    未就学児・小学校低学年
  •     小学校中学年~18歳まで

 ※お子さまの状況に応じて曜日・時間の変更、相談ができます。

 

 ※見学時は、なるべくお子さまと一緒にご来所下さい。